輸送部
「輸送部」
全日本食品タンクローリー協会 輸送部
食品タンクローリー輸送のフラッグシップとして高い安全性を目指す
教育システム構築の実証現場として将来の教育の精度向上を目指す
協会が実運送を運営する理由
私たちは安全な運送の実現が最重要課題であり、教育の高度化が必要と考えています。
しかし、現実の運送業の現場は、労働力不足により安全に関する勉強の時間確保の難しさや教育コストの捻出、
指導者の選定の難しさなど数々の問題により思い通りには行きません。また、水面下で生じる問題として、
指導者が現役ドライバーの場合、この人材不足の状況下で「やめられては困る」という心理が働いて、
優しくと甘くが混在してしまい教育期間の長期化や能力の低下を招きやすくなります。
また、入社初期退職者数は昔よりは多く、指導者のメンタルも消耗します。
この状況を踏まえ、教育の短時間化と精度の向上はその後の安全運行に欠かせないものです。
各社のお客様固有の手順は各社の熟練ドライバーがOJTで指導する必要がありますが、
プロドライバーとしての安全運転、ローリー作業の初歩的訓練は共用することが可能です
また、若手ドライバーや運送初心者においては、この初期教育が彼らの人生を左右する重要なものであり、
有意義なものと確信しております。
そして、この安全と教育に対する姿勢を一貫し具現化することこそが協会が実運送を
行う理由です。 また、将来的には会員各社の教育を担うことで、業界全体の安全性の
向上も図ることも可能になります。
運送業が安全で「なりたい職業」に選ばれる日を夢見て、そのためには安全を徹底して
実現していきます
第50回 ドライバーズコンテスト優勝者
トラックドライバーはかっこいい存在でありたい!!
社会に必要で、大事な存在であることは間違いないが、
プロドライバーとして知識・技術を磨き重大な事故を一つでも防ぎたい!!
その思いが強くなり自らが経験し、そして勉強を重ね未来の若手ドライバーを含め
良い社会作りに貢献出来ればと思い、安全について取組み始めたのがきっかけです。
全日本食品タンクローリー協会運営責任者として厳しく丁寧にそして、その中に楽しさを
交えて少しでも理解しやすい環境作りにこだわり、一人一人がプロ意識を高め
レベルの高いドライバー組織を作ります。